2026/4/1 01:00

不動産業界でSNS集客を成功させる方法|運用ポイント・成功事例・支援会社も紹介 

不動産業界において、SNSは単なる情報発信ツールではなく「指名」や「信頼」を生む重要な集客チャネルになりつつあります。しかし、やみくもに投稿を続けても成果につながらないケースは少なくありません。

「不動産SNS」の運用は媒体選定や発信内容、導線設計など検討すべき要素が多く、何から手をつければよいか分からないという声も多く聞かれます。

本記事では、不動産SNSが注目される背景から、媒体別の特徴、よくある成功・失敗例、成果を出すための運用ポイントまでを体系的に解説します。
あわせて、実際に不動産SNS支援で成果を上げている事例も紹介します。ぜひ参考にしてみてください。


不動産業界でSNS集客が重要になっている背景

不動産業界でSNS集客が重要になっている背景

住まい探しと顧客接点がオンライン中心に変化

総務省「令和7年通信利用動向調査」によると、インターネット利用者のうちSNS(無料通話機能を含む)を利用している人の割合は82.3%にのぼります。さらに「令和7年版情報通信白書」では、LINEの利用率が2024年時点で94.9%に達し、X(旧Twitter)やInstagramも全体の約半数が利用していると報告されています。

不動産業界は、かつては店舗に足を運び、担当者と対面で相談することが一般的でしたが、近年はインターネット上で物件情報を比較し、気になった会社にオンラインで問い合わせる流れが主流になりつつあります。中でもSNSは、日常的に利用されているツールであり、ユーザーにとって心理的ハードルが低く、気軽に情報を受け取ったり質問したりできる接点として機能しています。

こうした行動変化により、不動産会社にとってSNSは発信手段ではなく、重要な顧客接点の一つとなっています。

不動産の集客方法16選|成功させるためのポイントや事例を紹介

競争激化により会社の違いを伝える必要が高まっている

不動産業界では、物件数の増加や情報の可視化が進み、ユーザーが複数の会社を簡単に比較できる環境が整っています。そのため、価格や条件だけで比較されやすく、会社ごとの違いが伝わりにくいという課題もあります。

SNS活用は物件情報だけでなく、会社の考え方や強み、担当者の人柄といった要素を継続的に伝えられる手段として注目されています。比較される前の段階で信頼や共感を積み重ねられる点が、不動産集客においてSNSが重視されている理由といえるでしょう。

不動産SNSで活用される主な媒体と特徴

不動産SNSで活用される主な媒体と特徴

Instagram|物件・世界観の訴求に強い

Instagramは、写真や動画を中心に視覚的な情報を伝えやすいSNSです。物件の外観や内装、周辺環境、街の雰囲気などを直感的に訴求できるため、住まいのイメージを膨らませてもらいやすい点が特徴です。デザイン性やライフスタイルを重視した物件との相性が良く、ブランディング目的で活用する不動産会社も多く見られます。

Instagramの具体的な運用ポイントは、以下の記事で詳しく解説しています。

不動産会社がインスタを活用する方法は?アイデアや活用事例も紹介

X(旧Twitter)|専門性・考え方の発信

X(旧Twitter)は拡散力が高く、短文での情報発信に向いているSNSです。不動産市況の解説や制度の話、業界視点での考察などを発信することで、専門性や知見をアピールできます。フォロワーとの距離が近く、考え方に共感したユーザーからの指名問い合わせにつながるケースもあります。

X(旧Twitter)ならではの活用法は、以下の記事で詳しく解説しています。

不動産会社はX(Twitter)を活用しよう!運用の流れやポイントを紹介

Facebook|信頼感・人脈形成に向いている

Facebookは実名利用が多く、比較的年齢層が高いユーザーが多いSNSです。会社の取り組みや実績、イベント情報などを発信することで、既存顧客や取引先との関係強化につながります。地域密着型の不動産会社や、BtoB要素のある事業との相性が良い点も特徴です。

Facebookならではの活用法は、以下の記事で詳しく解説しています。

不動産会社がFacebookを有効活用する方法!運用メリット・広告の特徴・成功事例まで解説

TikTok|認知拡大・若年層アプローチ

TikTokは短尺動画を中心に、幅広いユーザーへ一気に認知を広げられるSNSです。物件紹介や街紹介、不動産あるあるなどをテンポよく発信することで、これまで接点のなかった層にもリーチできる可能性もあります。近年では、TikTokのプロフィールリンクやDMから、LINE公式アカウントへ直接誘導し、相談・成約につながるケースも増えています。

TikTok運用の始め方は以下の記事で詳しく解説しています。

不動産会社の集客にはTikTokがおすすめ!企画や活用事例も紹介

LINE|見込み顧客との継続的な接点づくり

LINEは新規集客よりも、見込み顧客や既存顧客との関係維持に強いツールです。友だち追加後に物件情報やお知らせを届けることで、検討期間の長い不動産取引において継続的な接点を持つことができます。InstagramやYouTubeなど、他のSNSからLINEへ誘導する設計が重要になります。

LINE活用の具体策は以下の記事で詳しく解説しています。

不動産会社の成果につながるLINEの運用方法とは?導入メリット・使い方・注意点を解説

YouTube|信頼構築・高単価案件向け

YouTubeは、不動産会社の考え方や専門性、人柄を深く伝えられる媒体です。ルームツアーや解説動画を通じて、物件の魅力だけでなく「誰がどんな考えで提案しているのか」を伝えられるため、信頼構築につながりやすい点が特徴です。SNS全体の中核として活用することで、他媒体の集客効果を高める役割も果たします。

YouTube活用の詳細は以下の記事で詳しく解説しています。

不動産がYouTubeで集客を成功させる方法|運用ポイント・事例まで解説

不動産の集客でSNSを活用するメリット

不動産の集客でSNSを活用するメリット

写真や動画で物件の魅力を直感的に伝えられる

SNSでは、テキストだけでなく写真や動画を使って情報発信ができます。物件の外観や内装、周辺環境などを視覚的に伝えられるため、文章だけでは伝わりにくい魅力も直感的に訴求できます。特に、デザイン性や雰囲気が重要な物件では、SNSを活用することでユーザーの興味を引きやすくなります。

広告費を抑えて効率的な集客ができる

SNSは基本的に無料でアカウントを開設できるため、投稿作成や撮影、企画といった人的コストは発生しますが、媒体費としての広告費を抑えながら集客に取り組める点がメリットです。情報発信を積み重ねることでコンテンツが資産として蓄積され、広告出稿に依存せずとも、一定の認知や反響につながる可能性があります。

潜在顧客とも接点を持つことができる

不動産ポータルサイトは、すでに物件を探している顕在層が主な対象です。一方でSNSは、まだ具体的に住まい探しを始めていない潜在層にも情報を届けられます。日常的に目にするSNS上で継続的に発信を行い、信頼を積み重ねることで、将来的な検討段階で「思い出してもらえる存在」になる可能性があります。

ハッシュタグ検索で見込み顧客に見つけてもらいやすい

InstagramやX(旧Twitter)では、ハッシュタグを使った検索が一般的です。エリア名や物件種別などのハッシュタグを設定することで、興味関心の近いユーザーに投稿を見つけてもらいやすくなります。投稿を積み重ねることで、時間が経っても継続的に情報が届く点もSNSならではのメリットです。

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不動産の集客でSNSを活用するデメリット

不動産の集客でSNSを活用するデメリット

自社のターゲットに合わないSNSを選ぶと成果が出にくい

SNSは媒体ごとに利用者層や使われ方が異なります。そのため、自社のターゲットと合わないSNSを選んでしまうと、どれだけ投稿を続けても反響につながりにくくなります。「流行っているから」「他社がやっているから」といった理由で媒体を選ぶのではなく、狙う顧客層や目的に合ったSNSを見極める必要があります。

運用の手間や社内負担が想像以上に大きくなる

SNS集客では、継続的な投稿と内容の改善が欠かせません。フォロワーを増やす段階だけでなく、一定の成果が出た後も、質の高い発信を続ける必要があります。ノウハウがない状態で始めると、担当者の負担が増え、他業務に支障が出たり、途中で運用が止まってしまったりするケースも少なくありません。

発信内容によっては炎上や信頼低下のリスクがある

SNSは拡散力が高い反面、発信内容次第では誤解や批判を招く可能性もあります。不適切な表現や事実と異なる情報が拡散されると、企業イメージに悪影響を及ぼすことがあります。安心して運用を続けるためには、投稿ルールの整備や発信内容のチェック体制を整えることが重要です。

不動産SNS運用でよくある失敗パターン

不動産SNS運用でよくある失敗パターン

SNS運用の目的が曖昧なまま投稿している

SNSを始めたものの、とりあえず投稿することが目的になってしまい、何のために運用しているのかが曖昧なケースがあります。集客、認知拡大、ブランディングなど目的が整理されていないと、発信内容に一貫性がなくなり、ユーザーにも価値が伝わりにくくなります。

発信内容が物件紹介ばかりで差別化できていない

物件情報の発信は重要ですが、それだけに偏ってしまうと、他社との差別化が難しくなります。条件や価格だけの情報は比較されやすく、SNS上で「この会社ならでは」の強みや考え方が伝わらないまま埋もれてしまうことも少なくありません。

アカウントの運用が属人化・片手間運用で継続できない

SNS運用を特定の担当者に任せきりにしていると、異動や退職をきっかけに更新が止まってしまうケースがあります。また、通常業務の合間に片手間で運用していると、投稿頻度や内容の質が安定せず、継続が難しくなる場合もあるでしょう。

田舎暮らし・古民家・リノベーション物件を扱う東拓建設株式会社では、Instagram活用への関心はあったものの「社内に動画撮影・SNS運用のノウハウがない」「営業担当の片手間では継続が難しい」という課題を抱えていました。他社サービスは撮影時の現地同行が必須条件が多く、遠方物件の多い同社には対応が難しかったため、現地同行不要・住所共有のみで撮影から編集まで対応するLightDoorを選定。運用開始後は物件の雰囲気や田舎暮らしの世界観が伝わるInstagram発信を継続した結果、フォロワーが想像以上のペースで増加し、「会社の考え方や物件の雰囲気をすでに理解した状態」での問い合わせが増え、実際の成約にもつながっています。

東拓建設株式会社の事例

反響につながる導線が設計されていない

SNSで興味を持ってもらえても、問い合わせや来店につながる導線が整っていなければ成果には結びつきません。プロフィールや投稿から、Webサイトや問い合わせフォーム、LINEなどへスムーズに誘導できていないことが、反響が出ない原因になっている場合もあります。

不動産の反響を増やすには?増えない理由や契約に繋げる方法も紹介!

不動産SNSで成果を出すための運用3つのポイント

不動産SNSで成果を出すための運用3つのポイント

ポイント①:ターゲット・強みを明確にする

まず重要なのは、「誰に向けて発信するのか」「自社の強みは何か」を明確にすることです。ファミリー向け、単身者向け、投資用など、ターゲットによって発信すべき内容は異なります。また、立地や実績、提案力など、自社ならではの強みを整理することで、発信内容に一貫性が生まれます。この設計が曖昧なままでは、SNS上で印象に残る存在になることは難しいでしょう。

目的が定まったら、以下を参考に媒体を選ぶと運用方針がぶれにくくなります。

目的

向いている媒体

ポイント

認知拡大・若年層アプローチ

TikTok/Instagram

拡散力が高く、未接点の潜在層にもリーチしやすい

ブランディング・世界観訴求

Instagram/YouTube

写真・動画でデザイン性や雰囲気を継続的に伝えられる

信頼構築・専門性の発信

YouTube/X(旧Twitter)

考え方や提案力を深く伝え、指名問い合わせにつながりやすい

既存・見込み顧客との関係維持

LINE

検討期間の長い不動産取引で継続的な接点を持てる

地域密着・取引先との関係強化

Facebook

実名利用が多く、地域や法人との関係構築に向く

ポイント②:SNSごとの役割を分ける

Instagramは世界観や物件の魅力訴求、X(旧Twitter)は考え方や専門性の発信、YouTubeは信頼構築といったように、媒体ごとに役割を分けることが大切です。役割を整理することで、無理なく運用でき、情報発信の質も安定しやすくなります。

愛知県の不動産管理会社・ユニホー株式会社では、ガレージハウスという特徴的な物件を扱う中で、以前は「フォロワー数・再生回数・いいね数を目的にしていたが方向性が違う」と感じていました。LightDoorとともに目的を再整理した結果、「フォロワー数やいいねは“指標”であって、“結論”ではない」という考え方のもと運用を転換。フォロワーが約700人から約2,800人へ増加し、まだ物件を探す前の段階のユーザーとのコミュニケーションが生まれています。

ユニホー株式会社の事例

ポイント③:反響につながる導線設計(LP・問い合わせ)

SNSはあくまで入口であり、最終的なゴールは問い合わせや来店につなげることです。プロフィール欄や投稿内から、Webサイト、問い合わせフォーム、LINEなどへスムーズに誘導できる導線を整えておく必要があります。

湾岸エリア特化の不動産仲介会社・株式会社FJリアルティでは、もともとInstagramを運用していたものの投稿が問い合わせに繋がらず、ブランディング止まりという課題がありました。LightDoorの支援により、Instagram→LINE登録→問い合わせという集客導線を設計したことで、Instagram経由での成約が発生し、LightDoorへの投資費用を売上が上回る費用対効果を実現しています。

株式会社FJリアルティの事例

不動産集客における具体的なSNS運用方法

不動産集客における具体的なSNS運用方法

情報発信によるブランディングと信頼構築

物件情報だけでなく、住まい選びのポイントや不動産市況、会社の考え方などを発信することで、自社の専門性や強みを伝えることができるでしょう。

また、コメントやメッセージへの対応を通じて、ユーザーとのコミュニケーションを重ねることで信頼関係を築きやすくなります。短期的な反響だけでなく、中長期的に「相談しやすい会社」として認識されることが重要です。

SNS広告を活用した効率的な集客

多くのSNSでは、年齢・性別・地域などを指定した広告配信が可能です。自社のターゲットに合ったユーザーへ情報を届けられるため、効率的な集客が期待できます。無料の情報発信と併用することで、短期間で認知を広げたい場合や、新規サービス・新エリアの告知にも活用しやすい手法です。

キャンペーン施策で認知と接点を広げる

フォローや投稿へのリアクションを条件としたキャンペーンは、短期間で多くのユーザーに情報を届けられる方法です。ただし、キャンペーン後のフォローアップや関係構築まで設計しておかないと、一時的な効果で終わってしまう点には注意が必要です。

インフルエンサーを活用したSNSマーケティング

影響力のあるインフルエンサーに情報発信を依頼することで、自社だけでは届きにくい層への認知拡大が期待できます。一方で、不動産会社のブランドイメージやターゲットとの相性を見極めないと、期待した成果につながらないケースもあるため注意が必要です。

不動産の集客でSNS活用を成功させるならLightDoor(ライトドア)

出典:株式会社LightDoor | 不動産業界に特化したSNSマーケティング会社

不動産SNSで成果を出すためには、媒体選定や発信内容、導線設計などを含めた総合的な戦略設計が欠かせません。しかし、日々の業務をこなしながら、これらすべてを自社だけで設計・運用するのは簡単ではないのが実情でしょう。そのような課題を抱える不動産会社にとって、専門的な支援を受けるのもひとつの選択肢です。

株式会社LightDoor』は、不動産業界に特化したマーケティング支援会社として、SNSとYouTubeを組み合わせた情報発信を強みとしています。投稿代行だけではなく、不動産という高額かつ検討期間の長い商材特性を踏まえ、信頼をどう積み重ねるかという視点から戦略を設計します。SNSを入り口に、動画やWebコンテンツへとつなげることで、質の高い問い合わせにつながる仕組みづくりをサポートしています。

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不動産SNSの成果につながるLightDoorの支援事例

出典:株式会社LightDoor | 不動産業界に特化したSNSマーケティング会社

株式会社万事屋本舗様は取り扱う物件価格が高く、ポータルサイト経由では反響が伸びにくいという課題を抱えていました。そこで、SNSを活用した集客強化に取り組むことになりました。

株式会社LightDoorは、物件の特性に合わせて防音マンションといった専門性を明確化し、高級感や世界観が伝わるビジュアル設計を重視したSNS運用を実施。その結果、SNS経由でも、家賃を上げても安定して問い合わせが入る体制を構築しました。価格帯の高さから敬遠されがちだった物件でも、事前に価値が伝わることで、検討度の高い見込み顧客との接点づくりに成功しています。

株式会社万事屋本舗の事例はこちら

不動産のSNSは戦略設計と継続支援で成果が決まる

不動産のSNSは戦略設計と継続支援で成果が決まる

不動産のSNSで成果を出すためには「誰に・何を・どの媒体で届けるか」という戦略設計が欠かせません。中でも、高額商材である不動産では、SNSやYouTubeを通じて信頼を積み重ねることが、最終的な問い合わせや成約につながりやすくなります。自社運用が難しい場合は、不動産業界に特化した知見を持つ支援会社を活用するのも有効でしょう。

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この記事を書いた人

ライトドア編集部

「ポータル依存を脱却して、自分たちで集客できるようになりたい」そんな不動産会社様の課題に向き合い続けている実務者集団です。 Instagram・Web広告・LP設計・SEO/AIO・LINE導線設計を軸に、実際の運用現場から得た実践的ノウハウを発信しています。

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