2026/8/12 23:28
センチュリー21マイホーム様|Instagram内製化6か月でフォロワー700人から1,800人へ

株式会社マイホーム様(センチュリー21マイホーム)は、横浜市で不動産仲介を営む不動産会社様です。
運用を外に任せるか、社内で回すかは、不動産SNS運用代行の費用相場と会社の選び方で整理しています。センチュリー21マイホーム様が選んだのは、完全な運用代行会社を使わず、社員が企画と撮影を担う形でした。
こんな企業・担当者の方に読んでほしい
■ Instagramを始めたものの、一部の担当者に運用が偏り、継続できる体制をつくれていない
■ SNSを内製化したいが、社員のモチベーション維持や社内への巻き込み方に悩んでいる
■ 投稿制作を外部へ丸投げするのではなく、社内にSNS運用の知識や経験を蓄積したい
■ ポータルサイトだけに依存せず、Instagramや自社ホームページから反響を生み出したい
■ Instagramで制作したコンテンツを、SEOやMEOにも活用して集客効果を高めたい
横浜駅西口に店舗を構える、センチュリー21マイホーム(株式会社マイホーム様)。1993年の設立以来、横浜で33年にわたり地域密着で住まい探しをサポートしてきました。1994年にセンチュリー21へ加盟し、加盟した年から2025年まで32年連続で、加盟店の売上上位4%に贈られる「センチュリオン」を受賞しています。
競合する不動産会社が数多く存在する横浜において、お客様に誠実に向き合う姿勢と組織力を強みに、地域に根差した営業活動を続けてきました。
将来の集客環境や若い世代との接点づくりを見据え、早い段階からInstagramの運用にも取り組んでいました。
一方、社内でSNSを運用する際には、通常業務との両立や担当者のモチベーション、社員への意義の共有など、さまざまな課題が生まれます。
単に撮影や投稿を社員へ依頼するだけでは、SNSが一部の担当者に任された「追加業務」になり、継続することが難しくなってしまいます。
そこでマイホーム様が目指したのは、Instagramの投稿制作を外部へ丸投げするのではなく、社員自身が企画や撮影に関わり、自社で発信を続けられる組織をつくることでした。
LightDoorでは、投稿企画や運用方針の設計に加え、定例ミーティングでの振り返り、数値や反響の共有、動画ごとの具体的なフィードバックを実施しました。
その結果、支援開始時に約700人だったInstagramのフォロワーは、6か月で約1,800人まで増加しました。
Instagramをきっかけとしたお問い合わせや成約が生まれただけでなく、Instagramからホームページへ流入したユーザーが、ホームページ経由で反響につながるケースも生まれています。
さらに、Instagramで制作した街や物件のコンテンツを、ホームページやGoogleビジネスプロフィールにも展開。SNSのコンテンツをSEOやMEOにも活用することで、検索結果やGoogleマップ上での掲載順位向上にもつながりました。
取り組みを続けるなかで、社員の意識にも大きな変化が生まれています。
現在では、社員自らが朝礼で「Instagramからもっと成約を生み出していこう」と周囲へ呼びかけるなど、SNSを自分たちの営業活動として捉えるようになりました。
今回は、株式会社マイホームの代表取締役社長・妹尾有二様に、Instagramに取り組んだ背景、内製化するうえで直面した課題、LightDoorとの取り組みによって生まれた社員や組織の変化について詳しくお話を伺いました。
課題
・Instagramを社内で運用していたものの、一部の担当者に業務が偏りやすかった
・通常業務とSNS運用を両立しながら、継続できる体制をつくる必要があった
・撮影や投稿を行う意味や成果を、社員に実感してもらうことが難しかった
・企画や分析、改善方法を社内だけで判断することに限界があった
・外部へすべてを委託するのではなく、社内にSNS運用のノウハウを蓄積したかった
・ポータルサイトだけに依存せず、自社で継続的に集客できる仕組みをつくる必要があった
・InstagramのコンテンツをSNS内だけで終わらせず、ホームページやMEOにも活用したかった
施策
・Instagramに取り組む目的と、社内で運用する意義の整理
・社員が参加しやすい投稿企画と撮影体制の設計
・定例ミーティングによる投稿結果と数値の振り返り
・投稿や動画ごとの良かった点、改善点の具体的なフィードバック
・フォロワー、ホームページ流入、問い合わせ、成約などの成果共有
・社員一人ひとりの成長や貢献を言語化するモチベーション支援
・社員同士で企画や撮影を進められるチームづくり
・Instagramからホームページへ誘導する導線の設計
・Instagramで制作した街・物件コンテンツのホームページへの展開
・Googleビジネスプロフィールへのコンテンツ活用
・SEO、MEOを意識した情報発信の強化
成果
・Instagramのフォロワーが6か月で約700人から約1,800人へ増加
・約1,100人のフォロワー増加を実現
・Instagramをきっかけとしたお問い合わせや成約を獲得
・Instagramからホームページへの流入が生まれ、ホームページ経由でも反響を獲得
・Instagramの投稿をホームページやGoogleビジネスプロフィールへ展開
・SEOとMEOの掲載順位が向上
・営業担当者がお客様との会話にInstagramの投稿を活用
・社員同士で撮影や企画について意見を交わす機会が増加
・新人と先輩が一緒に撮影へ行くなど、SNSが人材育成の機会に発展
・社員が朝礼で「Instagramからもっと成約を生み出していこう」と自発的に発言するようになった
・一部の担当者だけが動く運用から、社員が周囲を巻き込みながら進める運用へ変化
・外部へ丸投げせず、社内でInstagramを継続できる運用文化を形成
支援期間
6か月
横浜で33年。センチュリオン32年連続受賞を支えた組織力と誠実さ

――まず、株式会社マイホーム様について教えてください。
株式会社マイホーム 代表取締役社長 妹尾 有二様:
1993年に会社を設立し、横浜で不動産事業を展開して33年になります。
横浜は不動産会社が多く、競争の激しいエリアです。そのなかで長く事業を続けてこられた理由は、組織力と、お客様に対して誠実に取り組んできたことの積み重ねだと考えています。
地域の情報量や、社員同士が協力してお客様に対応する力も、当社の強みの一つです。
設立の翌年、1994年にセンチュリー21へ加盟しました。加盟した年から2025年まで、32年連続で「センチュリオン」をいただいています。センチュリー21の加盟店のなかで、売上が上位4%に入った店舗に贈られる賞です。そのほかに、ダブルセンチュリオンを5回、グランドセンチュリオンを4回受賞しました。
一度受賞することよりも、32年続けてきたことに意味があると思っています。これも一人の力ではなく、組織で積み重ねてきた結果です。
社内には、公認不動産コンサルティングマスターや宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザーなどの有資格者も在籍しています。物件をご紹介するだけでなく、住宅ローンや資金計画、将来を見据えた住み替えまで含めてご相談いただける体制を整えてきました。
また、当社では経験者だけでなく、未経験者の採用も行っています。
入社後の教育体制を整え、未経験からでも不動産営業として成長できる環境をつくってきました。
最初から完成された人材を採用するだけでなく、入社した社員を会社のなかで育てていくことを大切にしています。
Instagramについても、同じ考え方を持っています。
外部にすべてを任せて完成したものを受け取るだけではなく、社員自身が経験し、考えながら成長していくことに意味があると思っています。
将来を考えたとき、SNSは「今から始めるべき投資」だった

――Instagramに力を入れようと考えた背景を教えてください。
妹尾様:
私が代表に就任した当時、Instagramのフォロワーは約700人でした。
当時から社内のスタッフがInstagramを運用してくれていましたが、グループ内や周辺の不動産会社を見ても、現在ほどSNSへ積極的に取り組んでいる会社は多くありませんでした。
ただ、不動産業界全体としては、まだSNSへの取り組みが十分に進んでいない時期でもありました。
だからこそ、将来のことを考えると、今から取り組む必要があると思いました。
不動産業界には、まだアナログな業務が多く残っています。しかし、目の前の売上だけではなく、1年後、2年後、3年後の会社や社員の未来も考えなければいけません。
社員はどうしても目の前の仕事に集中します。それは当然のことです。
だからこそ、経営者が少し先を見て、今は成果が見えにくくても、将来「やっておいて良かった」と思える取り組みを始める必要があります。
Instagramは、当社にとって未来に向けた投資の一つでした。
ポータルサイトは、不動産会社にとって重要な集客手段です。ただし、将来にわたってポータルサイトだけに依存し続けることには、不安もありました。
自社で情報を発信し、自社でお客様との接点をつくる力を持つことが必要だと考え、Instagramの運用を継続し、社内に定着させたいと思いました。
社内運用で直面した「SNSに取り組む意味をどう伝えるか」という課題

――社内でInstagramを運用するうえで、どのような課題がありましたか。
妹尾様:
最も悩んだのは、社員にInstagramへ取り組む意味をどう伝えるかということでした。
社員にとって、Instagramはどうしても通常業務に加えて行う仕事になります。
物件の確認やお客様対応、契約業務などがあるなかで、動画の撮影や企画にも時間を使わなければいけません。
ただ「動画を撮りに行ってください」と伝えるだけでは、社員からすると仕事が一つ増えただけに感じてしまいます。
Instagramは社員にとって、本業ではなく、サブの仕事になりやすいものです。
だからこそ、その仕事に意味を持たせなければ、継続することは難しいと思っていました。
撮影した動画が誰に見られているのか。
その投稿が、どのような反響につながっているのか。
Instagramへの取り組みが、自分の仕事や会社の未来にどうつながっているのか。
そうしたことを社員に実感してもらう必要がありました。
撮影や編集の方法を教えるだけではなく、社員が前向きに参加できる環境をどうつくるかが大きな課題でした。
LightDoorに求めたのは、運用代行ではなく内製化のサポート

――LightDoorとの取り組みでは、どのようなことを重視しましたか。
妹尾様:
当社は、Instagramの投稿をすべて外部へ任せたいとは考えていませんでした。
社員が撮影や企画に関わり、自分たちで発信できる状態をつくりたいと思っていました。
ただ、社内だけで運用していると、自分たちの投稿のどこが良かったのか、何を改善すべきなのかが分かりにくくなります。
そこで、LightDoorさんには第三者の専門的な視点から、投稿や運用を見てもらうことを期待しました。
実際に取り組んで良かったと感じているのは、投稿の企画や数値の分析だけでなく、社員一人ひとりを細かく見てくれたことです。
撮影した動画について、良かったところを具体的に褒めてもらったり、どのような反応が出ているのかを説明してもらったりしました。
社内の上司から評価されることも大切ですが、SNSを専門にしている第三者から評価してもらうことで、社員の受け止め方も変わります。
社員のモチベーションを高めてもらい、楽しく取り組める環境をLightDoorさんと一緒につくれたことは、大きかったと思います。
投稿の完成度だけでなく、社員の成長まで見てもらえた
――LightDoorからのフィードバックについて、どのように感じていますか。
妹尾様:
LightDoorさんには、再生数やフォロワー数だけではなく、社員がInstagramの運用を通じてどのように成長したかまで見てもらえたと感じています。
投稿の完成度だけを求めるのであれば、撮影や編集をすべて外部の制作会社へ任せる方法もあると思います。
その方が、短期間で完成度の高い動画をつくれる場合もあるかもしれません。
ただ、すべてを外部へ任せてしまうと、社内に撮影や企画の経験が残りません。
当社としては、社員自身が撮影へ行き、考え、失敗もしながら経験を積むことに意味があると考えていました。
LightDoorさんには、社員が制作した動画に対して、改善点だけでなく、良かった行動や成長した部分も具体的にフィードバックしてもらいました。
例えば、新人と先輩がチームを組んで撮影したときには、完成した動画だけを見るのではなく、社員同士で協力しながら撮影を進めたことも評価してもらいました。
当初は撮影に不慣れだった社員が、次第に周囲へ声をかけたり、撮影を進めたりできるようになったときには、その変化も言葉にして伝えてもらいました。
社員は、自分の成長を自分だけでは気づけないことがあります。
第三者であるLightDoorさんから具体的に伝えてもらうことで、自分の取り組みに意味があると感じられたのではないかと思います。
Instagramを通じて、社員が会社のなかで自分の役割を見つけた

――社員の成長という点では、どのような変化を感じていますか。
妹尾様:
Instagramを担当することによって、会社のなかで自分の役割を見つけた社員もいると思います。
最初は、依頼されたから撮影へ行くという状態だった社員が、運用を続けるうちに、自分から周囲へ声をかけるようになりました。
自分の本来の仕事が忙しいなかでも、Instagramのことを考えて動いてくれる姿を見ると、その社員の存在の大きさを感じます。
Instagramへの取り組みが、本人にとって会社のなかでの役割や、自分自身の存在意義を見つけるきっかけにもなったのではないかと思っています。
SNS運用は、単に投稿をつくる仕事ではありません。
街や物件について調べ、撮影の段取りを考え、ほかの社員と協力しながら形にしていく必要があります。
そうした経験を積むことで、責任感や周囲を動かす力も身についたのではないかと思います。
Instagramが部署や立場を越えたコミュニケーションのきっかけに

――Instagramによって、社内のコミュニケーションにも変化はありましたか。
妹尾様:
SNSが社内の交流のきっかけになっていると感じます。
撮影へ行った社員に対して、ほかの社員が「どこへ行ったのか」「どのような場所だったのか」と聞くようになりました。
「そこへ行ったのであれば、もっとこういうことも調べられたかもしれない」といった会話が生まれることもあります。
撮影自体は大変だと思いますが、いろいろな街やお店へ行った経験が、社員同士の会話につながっています。
普段の業務では、あまり一緒に行動しない社員同士が、撮影をきっかけに関わることもあります。
新人と先輩が一緒に撮影へ行けば、新人にとっては街や物件を学ぶ機会になります。
物件や街について調べ、相手に分かりやすく説明する経験は、将来的に営業活動にも生きてくると思います。
Instagramは、単なる広報や集客の活動だけではなく、人材育成や社内コミュニケーションの機会にもなっています。
「やると決めたなら、やろう」社員が周囲を動かす存在へ

――特に印象に残っている社員の変化はありますか。
妹尾様:
忙しいことを理由に撮影や運用が止まりそうになったときに、社員から「やるか、やらないかではなく、やると決めたならやろう」という趣旨の発言が出るようになりました。
以前であれば、私や担当者が周囲へ働きかけていたと思います。
それが今では、社員自身がInstagramの必要性を理解し、周囲を動かしてくれています。
最初は、Instagramをお願いされた仕事として受け止めていた社員も、経験を積むなかで責任感が生まれました。
自分の仕事が忙しくても取り組みを続け、ほかの社員にも前向きな言葉をかけてくれるようになったことは、大きな成長だと思います。
SNS運用を任されたことが、その社員にとって自信や新しい役割につながった部分もあるのではないかと思っています。
朝礼で「Instagramからもっと成約を生み出そう」と自発的に発言
――社員の意識が、集客や成約に向くようになったと感じる場面はありますか。
妹尾様:
現在では、社員が朝礼のなかで「Instagramからもっと成約を生み出していこう」と、自発的に話してくれるようになりました。
Instagramから問い合わせや成約が生まれると、社員の表情や取り組む姿勢も変わります。
自分たちが撮影した投稿が実際の反響や成約につながったことが分かると、次も頑張ろうという気持ちになります。
今後は、Instagramを起点とした問い合わせをさらに増やし、より多くの成約を生み出していきたいと考えています。
社員のなかから、Instagramをさらに多くの成約につなげていこうという発言が出るようになったことは、運用が社内に浸透してきた証拠だと思います。
最初は投稿を続けることが目標でしたが、今では「Instagramから、どうすればより多くの事業成果を生み出せるか」を社員自身が考えるようになりました。
6か月でフォロワー約700人から約1,800人になりお問合せも獲得

――実際の数値には、どのような変化がありましたか。
妹尾様:
LightDoorさんの支援が始まった時点では、Instagramのフォロワーは約700人でした。
そこから6か月で約1,800人まで増え、約1,100人のフォロワー増加につながりました。
フォロワー数が増えたことは、社員にとっても分かりやすい成果だったと思います。
自分たちが撮影し、発信した内容を多くの方に見てもらえていることが、次の投稿へのモチベーションにもなりました。
ただ、フォロワー数だけを増やすことが目的ではありません。
Instagramを見た方から実際にお問い合わせや成約が生まれているため、今後はこうした成果をさらに増やしていくことが重要だと考えています。
Instagramで会社や物件を知っていただく機会を増やし、営業活動と連携しながら、より多くの成約につなげていきたいです。
――フォロワー数以外では、どのような成果を感じていますか。
妹尾様:
Instagramを見たお客様から、お問い合わせをいただくようになりました。
Instagramから直接お問い合わせをいただく場合もありますし、Instagramを見た方がホームページへ移動し、ホームページからお問い合わせをしてくださる場合もあります。
こうしたお問い合わせは実際の営業活動や成約にもつながっており、Instagramが新たなお客様との接点として機能していることを実感しています。
当社はもともとホームページからのお問い合わせも多いため、Instagramだけで完結させるのではなく、ホームページへつなげることも重要だと考えています。
Instagramで会社や街、物件に興味を持ってもらい、より詳しい情報をホームページで確認していただく。
そのうえでお問い合わせや成約につながる流れができてきたことは、大きな成果です。
また、営業担当者がお客様と話す際に、Instagramの投稿を見せることもあります。
街や物件について、言葉だけで説明するよりも、実際の動画や写真を見てもらった方が伝わりやすいことがあります。
Instagramが、お客様との会話を広げ、成約を後押しする材料にもなっています。
InstagramのコンテンツをSEOとMEOにも展開

――Instagramのコンテンツを、ほかの媒体にも活用しているのですね。
妹尾様:
Instagramだけではなく、ホームページやGoogleビジネスプロフィールにもコンテンツを活用しています。
街や物件について社員が撮影・取材した内容は、Instagramだけで終わらせるのではなく、ホームページの記事やGoogleビジネスプロフィールの情報にも展開できます。
Instagramは写真や動画で情報を分かりやすく届けられますが、時間がたつと投稿が流れていきます。
一方、ホームページの記事として情報を整理しておけば、後から検索した方にも見つけてもらえます。
また、Googleビジネスプロフィールにも地域や物件に関する情報を掲載することで、Google検索やGoogleマップから当社を知ってもらう接点も増やせます。
一度の撮影や取材で集めた情報を複数の媒体に活用することで、社員の負担を増やしすぎず、さまざまな経路からお客様と接点を持てるようになりました。
SNS、ホームページ、Googleビジネスプロフィールを連携させながら、自社で集客できる状態をつくっていきたいと考えています。
――SEOやMEOの面でも変化はありましたか。
妹尾様:
Instagramで制作した街や物件のコンテンツをホームページやGoogleビジネスプロフィールにも活用したことで、SEOやMEOの掲載順位にも向上が見られました。
Instagram、ホームページ、Googleビジネスプロフィールを、それぞれ別の施策として考えるのではなく、一度の取材や撮影から複数のコンテンツをつくっています。
例えば、社員が街や物件を取材した際に得た写真、動画、地域情報を、Instagramのフィード投稿やリールだけでなく、ホームページの記事やGoogleビジネスプロフィールの投稿にも展開しています。
ホームページの記事やGoogleビジネスプロフィールの投稿を、その都度ゼロからつくろうとすると、社員の負担が大きくなります。
Instagramのために集めた情報をほかの媒体にも生かすことで、制作の負担を抑えながら、SNS、SEO、MEOという複数の集客経路を強化できました。
また、実際に地域で営業している社員が街へ行き、自分たちで見たり感じたりした情報を発信できることにも意味があります。
一般的な地域紹介ではなく、地域に根差した不動産会社だからこそ発信できる情報が、ホームページやGoogleビジネスプロフィールに蓄積されるようになりました。
Instagramの内製化は、SNSの投稿を増やすだけでなく、会社全体のコンテンツを充実させることにもつながっていると思います。
LightDoorとの取り組みで最も良かったのは「SNSに取り組む文化」が生まれたこと

――LightDoorと取り組んで、最も良かったと感じていることを教えてください。
妹尾様:
振り返ると、最も良かったのは、社内にSNSへ取り組む文化ができたことだと思います。
フォロワー数やお問い合わせ、成約といった成果も、もちろん重要です。
ただ、それだけではなく、社員がInstagramに取り組む意味を理解し、前向きに関わるようになったことに、大きな価値を感じています。
LightDoorさんには、社員の投稿を細かく見てもらい、良かった点や改善点を具体的に伝えてもらいました。
社員が集まる場でも、一方的に知識を教えるだけではなく、みんなが投稿について話し、フィードバックを受けられるようにしてくれました。
一般的な勉強会のように、外部の会社から情報を一方的に共有されるだけでは、社員は「仕事が増えた」「会社から勉強させられている」と感じてしまうこともあります。
そうではなく、自分たちがつくったものを持ち寄り、その成果や成長を認めてもらえる場になっていたことが良かったと思います。
結果として、社員同士で運用を進め、Instagramからさらに多くの成約を生み出そうと考える文化が生まれました。
――LightDoorの支援には、どのような強みを感じていますか。
妹尾様:
Instagramの企画や分析をしてもらえることはもちろんですが、社員のモチベーションまで含めて支援してもらえたことが大きかったと思います。
通常業務を抱えながらSNSへ取り組む社員にとって、正しい投稿方法を教えてもらうだけでは、継続することは難しいと思います。
自分がつくった動画のどこが良かったのか。
その投稿がどのような成果につながったのか。
以前と比べて、どこが成長したのか。
そうしたことを具体的に伝えてもらうことで、社員も自分の取り組みに意味を感じられるようになります。
LightDoorさんは、完成した投稿だけを評価するのではなく、社員がどのように取り組んだのかという過程まで見てくれました。
また、外部の専門家が正解を一方的に与えるのではなく、社員と一緒に次の企画や改善方法を考えてくれました。
そのため、LightDoorさんに依頼しなければ何も進まない状態ではなく、社員自身が考え、周囲を巻き込みながら運用できる状態に近づけたと思います。
ポータルサイトにも、運用会社にも依存し続けない組織へ

――今後、どのような集客体制をつくっていきたいと考えていますか。
妹尾様:
ポータルサイトは、当社にとって今後も重要な集客手段です。
ただ、ポータルサイトだけに依存するのではなく、自社でもお客様との接点をつくれる状態にしたいと考えています。
Instagramについても、外部の会社にすべて任せ、外部の支援がなければ何もできない状態にしたいわけではありません。
外部の専門家に支援してもらいながら、社内にも知識や経験を残し、自分たちで継続できる状態をつくることが大切だと思います。
今は目の前の売上につながらない取り組みであっても、1年後、2年後、3年後に「やっておいて良かった」と思えるものを積み重ねていきたいです。
若い社員を多く抱える会社として、社員が将来も安心して働ける環境をどうつくるかは、経営者が考えなければいけません。
Instagramを含め、自社で情報を発信し、集客できる力を持つことも、そのために必要な取り組みの一つだと考えています。
――今後、Instagramではどのような発信に取り組みたいですか。
妹尾様:
これまでは街や物件の紹介を中心に取り組んできましたが、今後は地域で住宅を供給している売主企業や、物件づくりに携わっている企業のことも紹介していきたいと考えています。
物件の設備や仕様を紹介するだけでなく、
「なぜこのエリアに住宅を供給しているのか」
「どのような考えで物件をつくっているのか」
「資材価格が上昇するなかで、どのような工夫をしているのか」
といった背景まで取材できると、お客様にとっても参考になると思います。
取材へ行く社員にとっても、売主企業や物件への理解を深める機会になります。
社員が物件について詳しくなれば、お客様への説明力も高まります。
Instagramを通じて社員自身が学び、その内容をお客様へ届けるという流れを、今後さらに広げていきたいです。
この事例から分かる、不動産会社がSNS内製化を成功させる5つのポイント

1.SNSに取り組む意味を経営者が伝える
社員に撮影や投稿を依頼するだけでは、SNSは追加業務として受け取られてしまいます。
将来の自社集客や社員の成長にどうつながるのかを、経営者が繰り返し伝えることが重要です。
マイホーム様では、妹尾様自身がSNSを未来への投資として捉え、その必要性を社員へ伝えてきました。
2.担当者を一人にしない
SNS運用を一人の担当者だけに任せると、負担が集中し、担当者の異動や退職によって運用が止まる可能性があります。
複数の社員が企画や撮影に関わり、先輩と新人が一緒に取り組める体制をつくることで、継続しやすくなります。
3.数字だけでなく、社員の成長も評価する
再生数やフォロワー数だけを評価すると、成果が出なかった投稿が失敗として受け取られてしまいます。
撮影で工夫したこと、周囲を巻き込んだこと、以前より説明が上手になったことなど、社員の成長も具体的に評価することが重要です。
4.問い合わせや成約、ホームページ流入を社内で共有する
Instagramが実際のお問い合わせや成約、営業活動につながっていることを共有すると、社員は取り組む意味を実感できます。
小さな成果であっても定期的に共有し、成功体験を積み重ねることが、社員の主体性につながります。
5.制作したコンテンツをほかの媒体にも活用する
Instagramの投稿をホームページやGoogleビジネスプロフィールへ展開することで、一度の取材や撮影をSEOやMEOにも活用できます。
SNSの内製化をInstagramだけの施策ではなく、会社全体のコンテンツ制作力を高める取り組みとして捉えることが重要です。
まとめ|SNS内製化とは、社員が成果を生み出し続けられる組織をつくること

マイホーム様では、Instagramの運用を外部へ丸投げするのではなく、社員が企画や撮影に関わる体制をつくりました。
LightDoorが投稿企画、数値分析、フィードバック、社員のモチベーション支援に伴走したことで、支援開始時に約700人だったフォロワーは、6か月で約1,800人まで増加しました。
Instagramをきっかけとしたお問い合わせや成約に加え、Instagramからホームページへの流入と、ホームページ経由での反響も生まれています。
さらに、InstagramのコンテンツをホームページやGoogleビジネスプロフィールへ活用したことで、SEOとMEOの掲載順位も向上しました。
しかし、今回の最も大きな成果は、数字だけではありません。
社員が撮影や企画について話し合い、先輩と新人がチームで行動し、自ら朝礼で「Instagramからもっと成約を生み出そう」と発言する文化が生まれたことです。
SNS内製化とは、単に投稿作業を社内で行うことではありません。
社員が取り組む意味を理解し、成果を実感しながら、自分たちで改善を続けられる組織をつくることです。
LightDoorでは、不動産会社のInstagram運用を代行するだけでなく、社内に運用ノウハウと発信文化を残すための内製化支援を行っています。
ポータルサイトや外部企業だけに依存せず、Instagram、ホームページ、SEO、MEOを連携させながら、自社で継続的に反響や成約を生み出せる仕組みづくりを支援します。
会社概要|センチュリー21マイホーム(株式会社マイホーム様)

センチュリー21マイホーム(株式会社マイホーム様)は、1993年6月28日設立。横浜で創業33年、地域密着で住まい探しをサポートしてきた不動産会社です。1994年にセンチュリー21へ加盟し、加盟した年から2025年まで32年連続で、センチュリー21加盟店の売上上位4%の称号「センチュリオン」を受賞。ダブルセンチュリオン5回、グランドセンチュリオン4回の受賞実績もあります。
長年培った地域情報とネットワークを活かし、新築・中古戸建、マンション、土地などの購入から、売却・住み替え、住宅ローン・資金計画まで幅広く対応。公認不動産コンサルティングマスター、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザーなどの有資格者も在籍しています。
店舗は横浜駅西口から徒歩7分、無料駐車場6台を完備。キッズ・授乳スペースもあり、保育士資格を持つ受付スタッフも在籍。確かな実績と専門性を持ちながら、カフェのように気軽に話せる「いちばん相談しやすい不動産店」を目指しています。
会社名 | 株式会社マイホーム(センチュリー21マイホーム) |
設立 | 1993年6月28日 |
代表者 | 代表取締役社長 妹尾 有二 |
所在地 | 〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸2-8-4 横浜西口KNビル1F |
電話番号 | 045-320-0021 |
事業内容 | 不動産の売買・売却・購入・管理に関する業務 |
宅地建物取引業免許 | 神奈川県知事(7)第20560号 |
ホームページ | |
この記事を書いた人
ライトドア編集部
「ポータル依存を脱却して、自分たちで集客できるようになりたい」そんな不動産会社様の課題に向き合い続けている実務者集団です。 Instagram・Web広告・LP設計・SEO/AIO・LINE導線設計を軸に、実際の運用現場から得た実践的ノウハウを発信しています。
おすすめ記事
2026/7/25 06:31
インタビュー
松崎ハウジング様|Instagram経由で9か月に来店39件・成約16件、反響売上365万円
株式会社松崎ハウジング様は、東京都中野区で賃貸仲介と賃貸管理を営む不動産会社様です。不動産会社様がInstagramで何を発信できるかは、不動産会社がインスタを活用する方法にまとめています。ここでは松...
2026/4/1 01:00
インタビュー
東拓建設様|Instagram18か月でフォロワー5,287人、月平均294人増
東拓建設株式会社様は、千葉県南房総エリアで田舎暮らしや古民家、リゾート、別荘の物件を扱う不動産会社様です。不動産会社様がInstagramで何を発信できるかは、不動産会社がインスタを活用する方法にまと...
2026/4/1 01:00
インタビュー
ユニホー様|Instagramでフォロワー700人から2,800人へ、物件の価値を届ける発信
株式会社ユニホー様は、用地取得から設計・施工、販売、賃貸管理、リフォームまで手がける不動産会社様です。不動産会社様がInstagramで何を発信できるかは、不動産会社がインスタを活用する方法にまとめて...
2026/4/1 01:00
インタビュー
三信不動産販売様|Instagramでフォロワー200人から1,100人超、年間会員登録220件超
株式会社三信不動産販売様は、江戸川区で売買仲介を手がける不動産会社様です。不動産会社様がInstagramで何を発信できるかは、不動産会社がインスタを活用する方法にまとめています。ここでは三信不動産販...
2026/4/1 01:00
インタビュー
万事屋本舗様|防音マンション特化のInstagramで紹介が年100件超
株式会社万事屋本舗様は、防音マンションの仲介と管理に特化した不動産会社様です。不動産会社様がInstagramで何を発信できるかは、不動産会社がインスタを活用する方法にまとめています。ここでは万事屋本...
おすすめ記事
2026/7/25 06:31
インタビュー
松崎ハウジング様|Instagram経由で9か月に来店39件・成約16件、反響売上365万円
株式会社松崎ハウジング様は、東京都中野区で賃貸仲介と賃貸管理を営む不動産会社様です。不動産会社様がInstagramで何を発信できるかは、不動産会社がインスタを活用する方法にまとめています。ここでは松...
2026/4/1 01:00
インタビュー
東拓建設様|Instagram18か月でフォロワー5,287人、月平均294人増
東拓建設株式会社様は、千葉県南房総エリアで田舎暮らしや古民家、リゾート、別荘の物件を扱う不動産会社様です。不動産会社様がInstagramで何を発信できるかは、不動産会社がインスタを活用する方法にまと...
2026/4/1 01:00
インタビュー
ユニホー様|Instagramでフォロワー700人から2,800人へ、物件の価値を届ける発信
株式会社ユニホー様は、用地取得から設計・施工、販売、賃貸管理、リフォームまで手がける不動産会社様です。不動産会社様がInstagramで何を発信できるかは、不動産会社がインスタを活用する方法にまとめて...
2026/4/1 01:00
インタビュー
三信不動産販売様|Instagramでフォロワー200人から1,100人超、年間会員登録220件超
株式会社三信不動産販売様は、江戸川区で売買仲介を手がける不動産会社様です。不動産会社様がInstagramで何を発信できるかは、不動産会社がインスタを活用する方法にまとめています。ここでは三信不動産販...
2026/4/1 01:00
インタビュー
万事屋本舗様|防音マンション特化のInstagramで紹介が年100件超
株式会社万事屋本舗様は、防音マンションの仲介と管理に特化した不動産会社様です。不動産会社様がInstagramで何を発信できるかは、不動産会社がインスタを活用する方法にまとめています。ここでは万事屋本...

